ジュエリーメモリー（2022年生、母プリンセスメモリー）

ジュエリーメモリー（2022年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「装飾品の思い出。父、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時9歳）と交配したプリンセスメモリーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

7月6日、デビュー戦は石神深道騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は362kg。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石神深道騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月22日、中7週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深道騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神深道騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

3歳（2025年）

2月1日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林脩斗騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり17着に終わった。

4月4日、中4週で迎えた8戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフェスティヴレッツに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた9戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月2日、中6週で迎えた10戦目は、3歳戦の祝!あやちゃん入学記念レース（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

6月12日、中0週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアンミツヒメに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月13日、中8週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の果樹ぐみ誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンキャロッツに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の祝!龍弥&小都結婚記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月25日、中1週で迎えた15戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアンピュルシオンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深澤杏花騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で深澤杏花騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた19戦目は、AZKiと未来へライブ成功祈願（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で深澤杏花騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイケノシティーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。