シンボリチャンプ（1989年生、母スイートストーク）

シンボリチャンプ（1989年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時8歳）と交配したスイートストークが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方20戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

7月18日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったナカトップオーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月16日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミスターコトブキを上がり2位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

4歳（1993年）

6月26日、約10か月の休養明けで迎えた4戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

7月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中舘英二騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中舘英二騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で中舘英二騎手（7戦1勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた9戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5歳（1994年）

2月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg絞って迎えた11戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、中0週で迎えた12戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた13戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンリリードから3馬身差の2着となった。

7月18日、中2週で迎えた14戦目は、潮騒特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた15戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた16戦目は、長月特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセトヒエンから3馬身差の2着となった。

10月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアランフェスシチーに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は花本正三騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったローゼンクランツから2馬身差の2着となった。

12月5日、連闘で迎えた21戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキカイオーマルに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月28日、中2週で迎えた22戦目は、スワン特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のイイデシャルムに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

6歳（1995年）

1月7日、中0週で迎えた23戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマドロスからクビ差の2着に甘んじた。

1月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹野宏史騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた25戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月21日、中5週で迎えた26戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（12戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた28戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（13戦3勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中5週で迎えた29戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は花本正三騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた30戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。