イブキレインボー（1995年生、母グレイミスチーフ）

イブキレインボー（1995年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のEl Gran Senor（当時14歳）と交配したグレイミスチーフが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方15戦5勝。主な勝ち鞍は1999年の一般C1(ハンデ)。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

10月5日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/重）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3歳（1998年）

6月13日、約8か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

6月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着を確保した。

7月12日、中1週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 雨/重）に出走。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた11戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

12月6日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳B3（新潟(地)ダート1000m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた14戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1999年）

1月4日、連闘で迎えた15戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、5歳C3（新潟(地)ダート1000m 曇/不良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルジャガーをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

4月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、一般C1ニ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーネットに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月1日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフェアリーシーンに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

5月5日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1ニ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンゴールドに1馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

6月2日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のカーネーション特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月12日、中0週で迎えた21戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、騎乗馬抽選（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた22戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエチゴヤマタケに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2000年）

4月9日、約9か月の休養明けで迎えた23戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野輝彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野輝彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。