オートキャロル（2000年生、母クリアモン）

オートキャロル（2000年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋賛歌」。毛色は栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時14歳）と交配したクリアモンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

3月23日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月7日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、D.オリヴァー騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず16着に終わった。

8月14日、中9週で迎えた4戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のノーベルガッツを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月20日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森田直哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ネクストトゥナンに交わされて2馬身差の2着となった。

10月25日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で森田直哉騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

12月6日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森田直哉騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

12月20日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森田直哉騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森田直哉騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた11戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい5着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は森田直哉騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

2月21日、中0週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森田直哉騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森田直哉騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森田直哉騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。