チェイスザウェイ（2020年生、母ゴールドチェイス）

チェイスザウェイ（2020年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「道を追いかける。父名、母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したゴールドチェイスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利牝)。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

4月29日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月18日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月29日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロイヤルナタールに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月19日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌大騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌大騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

11月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌大騎手（4戦1勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

4歳（2024年）

2月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた11戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず14着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧巻の末脚を発揮し、3着を確保した。

5月26日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

7月13日、中6週で迎えた14戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

10月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

10月26日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林脩斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

12月14日、中6週で迎えた17戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

5歳（2025年）

2月10日、中7週で迎えた18戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月2日、中2週で迎えた19戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。