アイシュンウェーブ（1994年生、母スピーディジョイナ）

アイシュンウェーブ（1994年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシャルード（当時11歳）と交配したスピーディジョイナが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファーミングヤナキタ。戦績は、中央平地6戦0勝、地方42戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は1996年の3歳C1イ。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

6月16日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた2戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月31日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

9月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月21日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

11月3日、中5週で迎えた6戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

11月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳C1イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカガミナデシコに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1997年）

4月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、4歳B3（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケルンタフネスに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

4月14日、中0週で迎えた9戦目は、4歳B（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のゴールデンシリーズ第7戦（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターニイヴァスから2馬身半差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山田信大騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた15戦目は、4歳B1（三条ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山田信大騎手（5戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた16戦目は、4歳B2（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた17戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤシロシルバーから2馬身半差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた18戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた19戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラストスパートに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月25日、中1週で迎えた20戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロンバルディアからハナ差の2着に甘んじた。

11月10日、中1週で迎えた21戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた22戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1998年）

1月2日、中3週で迎えた23戦目は、万両特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた24戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（13戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアークスペースから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、一般B2ハ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた26戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた27戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井良浩騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた28戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山ノ井良浩騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンマレットから半馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山ノ井良浩騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた30戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山ノ井良浩騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山ノ井良浩騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山ノ井良浩騎手（10戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で山ノ井良浩騎手（11戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のルルヴァンをクビ差制して4勝目を手にした。

12月13日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山ノ井良浩騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた35戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で山ノ井良浩騎手（13戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1999年）

1月2日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の門松特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山ノ井良浩騎手（14戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた37戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で山ノ井良浩騎手（15戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月17日、中1週で迎えた38戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、騎乗馬抽選（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコウチナグルに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月3日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカジャルダンに2馬身半の差をつけて6勝目をゲットした。

6月2日、中3週で迎えた40戦目は、一般B1ニ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月12日、中0週で迎えた41戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（16戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシチケンジンからアタマ差の2着に甘んじた。

6月27日、中1週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の千曲川特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

7月11日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（17戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた44戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中7週で迎えた45戦目は、一般B2イ（三条ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（18戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた46戦目は、一般B2ハ（三条ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（14戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウカンライトから半馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた47戦目は、ハンデ戦の一般B2（三条ダート1650m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた48戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（19戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。