タグハイアー（2003年生、母ブレーヴキャロル）

タグハイアー（2003年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋上級の」。毛色は鹿毛。種牡馬のドリームウェル（当時8歳）と交配したブレーヴキャロルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は田口廣。戦績は、中央平地3戦0勝、地方36戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上D1二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、田口トレーニングファームから「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

5月28日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/不良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた2戦目は、G.ボス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。

9月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた5戦目は、一般D3-3（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、一般D3-3（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2007年）

1月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったチェリーサウンドにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

2月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D4四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のオエドニホンバシをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチェリーサウンドに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコカリナを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を収める

5月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上C7三（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C7二（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C6一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

8月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

9月27日、中5週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた20戦目は、3歳以上C8二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C7三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた24戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5歳（2008年）

1月23日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C7三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた29戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた30戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-10ロ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2 11（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月13日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月27日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた34戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2-10イ（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で﨏畑雄一郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で﨏畑雄一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた37戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた38戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。