インダクティ（2008年生、母ホールオブフェーム）
Inductee
2008.03.03
インダクティ（2008年3月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「殿堂入りする者。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時7歳）と交配したホールオブフェームが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地29戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上500万下(牝)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 29戦2勝 [2-4-4-19/29]
- 総賞金国内
- 3,738万円
- 生年月日
- 2008年3月3日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 宗像義忠美浦
- 馬主
- （有）サンデーレーシング
- 生産者
- ノーザンファーム
- 一口馬主募集クラブ
- サンデーサラブレッドクラブ
- 一口馬主募集価格
- 1,400万円35万円×40口
- 抹消情報
- 中央：2014年1月22日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharamond＝Sickle | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Hail to Reason | 4×6 | 7.81% |
| 牡 | Northern Dancer | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Mahmoud | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Hyperion | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Sir Gallahad | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Nasrullah | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Prince Chevalier | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Nearco | 7*7×7*7*7 | 3.9% |
| 牡S | Blue Larkspur | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡S | Fair Trial | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Pharos | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Prince Rose | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡M | Tourbillon | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Almahmoud | 5*7×7 | 4.68% |
| 牝 | Lady Angela | 7×6*7 | 3.12% |
| 牝S | Selene | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 1-t
レース成績
経歴
デビュー前
サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。
宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2010年）
7月25日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は376kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切ったが、5着に終わった。
10月2日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のタマモトリトンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。
3歳（2011年）
2月12日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。
2月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。
6月26日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の遊楽部特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
7月17日、中2週で迎えた6戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したサクラシオンにクビ差届かず2着となった。
7月31日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
9月25日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。
11月20日、中7週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。
12月10日、中2週で迎えた10戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に敗れた。
4歳（2012年）
3月10日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。
5月20日、中9週で迎えた12戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。
6月16日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の遊楽部特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（5戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
7月7日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したクッカーニャを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。
7月21日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。
8月19日、中3週で迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
9月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（8戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。
11月10日、中9週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の三春駒特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（9戦0勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。
5歳（2013年）
1月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の西尾特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。17頭立ての7番人気で大外17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。
4月7日、中9週で迎えた20戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝2000m 雨/重）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったラクリモーサにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。
4月28日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したトーセンノーブルにクビ差届かず2着に甘んじた。
5月12日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のアソルータに1馬身1/4の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
7月7日、中7週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下のかもめ島特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
7月28日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の北洋特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（10戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。
8月17日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の大倉山特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（11戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。
10月26日、中9週で迎えた26戦目は、3歳以上1000万下の魚野川特別（新潟芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（4戦1勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（12戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。
12月21日、中5週で迎えた28戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の冬至特別（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（13戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。
6歳（2014年）
1月18日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた29戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（14戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。