オースミベリー（2006年生、母オースミジャーニー）
Osumi Berry
2006.03.21
オースミベリー（2006年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時14歳）と交配したオースミジャーニーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、地方38戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。
経歴
デビュー前
杉山康史厩舎（大井）へ入厩。
3歳（2009年）
4月10日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。
4月23日、中1週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月4日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。
6月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、カズノリマンドにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
7月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスパッツに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。
7月20日、中1週で迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。
8月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。
8月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったユウユウアプローズにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
9月29日、中4週で迎えた9戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたサブノシラオキ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。
10月19日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。
11月16日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。
11月30日、中1週で迎えた12戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。
12月30日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。
4歳（2010年）
2月8日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2七（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。
2月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。
3月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2八九（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。
4月6日、中1週で迎えた17戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。
4月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2八（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。
6月1日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。
6月29日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた21戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた22戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
8月14日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラックシンフォニにハナ差届かず2着に惜敗した。
11月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、一般C2九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。
12月16日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で横川怜央騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
12月29日、中1週で迎えた26戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のワイエスハクサンに1馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
5歳（2011年）
3月11日、中9週で迎えた27戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のベティザプレンティを半馬身振り切って3勝目を収める
5月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のウッディームーンを3/4馬身振り切って4勝目を挙げた。
7月12日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。
8月11日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマサノユーラブミーを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を手にした。
9月12日、中4週で迎えた31戦目は、うお座特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。
10月11日、中3週で迎えた32戦目は、渋谷区特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
6歳（2012年）
6月28日、約8か月半の休養明けで迎えた33戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。
8月1日、中4週で迎えた34戦目は、一般C3三四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦3勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。
8月31日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（8戦3勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。
9月20日、中2週で迎えた36戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。
10月25日、中4週で迎えた37戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山崎誠士騎手（10戦3勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。
11月16日、中2週で迎えた38戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の3歳C3（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。