ブランニューヘヴン（1996年生、母Rich and Famous）
Brand New Heaven
1996.01.15
ブランニューヘヴン（1996年1月15日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のWoodman（当時13歳）と交配したRich and Famousが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地18戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の伊勢特別(500万下)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 18戦3勝 [3-1-2-12/18]
- 総賞金国内
- 4,850万円
- 生年月日
- 1996年1月15日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 沖芳夫栗東
- 馬主
- 前田幸治
- 生産者
- Poole Investments & Bon Marche
- 抹消情報
- 中央：2002年9月29日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のRich and Famousは海外重賞1勝（仏国芝）。祖母のParaxelleは海外27戦2勝。曾祖母のPartyは海外5戦0勝。父のWoodmanは海外重賞2勝（愛国芝[2勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Nasrullah＝Rivaz | 5*5×7*7 | 7.81% |
| き | Businesslike＝Big Event | 5×6 | 4.68% |
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 6*6×7 | 3.9% |
| き | Pharamond＝Sickle | 6*7×7 | 3.12% |
| き | Fairway＝Pharos | 7*7×7*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Tom Fool | 4×7 | 7.03% |
| 牡 | Menow | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Nearco | 6*6×7 | 3.9% |
| 牡 | Blue Larkspur | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Blenheim | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Jamestown | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Equipoise | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Gainsborough | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | War Admiral | 5*6*7 | 5.46% |
| 牡S | Teddy | 6*7*7*7 | 3.9% |
| 牡S | Man o' War | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡M | Prince Bio | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Tourbillon | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Fair Trial | 6*7 | 2.34% |
| 牝 | La Troienne | 6*7×7 | 3.12% |
| 牝 | Mumtaz Mahal | 7*7×7 | 2.34% |
| 牝 | Helene de Troie | 7×7 | 1.56% |
| 牝S | Selene | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
| 父の父Mr. Prospector1970（USA） | Raise a Native1961（USA） | Native Dancer | Polynesian | |
| Geisha | ||||
| Raise You | Case Ace | |||
| Lady Glory | ||||
| Gold Digger1962（USA） | Nashua | Nasrullah | ||
| Segula | ||||
| 父Woodman1983（USA） | Sequence | Count Fleet | ||
| Miss Dogwood | ||||
| Buckpasser1963（USA） | Tom Fool | Menow | ||
| Gaga | ||||
| 父の母プレイメイト1975（USA） | Busanda | War Admiral | ||
| Businesslike | ||||
| Intriguing1964（USA） | Swaps | Khaled | ||
| Iron Reward | ||||
| Glamour | Nasrullah | |||
| Striking | ||||
| 母の父Deep Roots1980（IRE） | Dom Racine1975（GB） | Kalamoun | ゼダーン | |
| Khairunissa | ||||
| La Ferte Milon | Timmy Lad | |||
| Salamine | ||||
| La Paqueline1973（FR） | Sassafras | Sheshoon | ||
| Ruta | ||||
| 母Rich and Famous1987（FR） | Etari | Taboun | ||
| Erica | ||||
| Poleax1965（USA） | The Axe | Mahmoud | ||
| Blackball | ||||
| 母の母Paraxelle1975（FR） | Ambit | Ambiorix | ||
| Egotistic | ||||
| Party1964（GB） | Whistler | Panorama | ||
| Farthing Damages | ||||
| Parbel | Pardal | |||
| Crossbel | ||||
血統分類
- サイアーライン
- ウッドマン系
- ファミリーナンバー
- 13-c
レース成績
経歴
デビュー前
沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1999年）
1月5日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
10月3日、約9か月の休養明けで迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。
10月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。
4歳（2000年）
6月25日、約8か月の休み明けで迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。
7月2日、連闘で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。
7月16日、中1週で迎えた6戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の臥牛山特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
7月22日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の駒ケ岳特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグリーンスマッシャを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。
8月20日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。
5歳（2001年）
1月5日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。
2月4日、中3週で迎えた10戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ミルグレインにクビ差交わされて2着に惜敗した。
2月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の山国川特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り込んで、最後は2着のプレミアムバラードをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。
3月4日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の伊勢特別（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のゼパニアに1馬身3/4の差をつけて3勝目を手中に収めた。
3月24日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の穂高特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。
4月22日、中3週で迎えた14戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の紫野特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。
10月27日、約6か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の北野特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。
11月18日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下のラジオ福島賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。
12月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の豊明特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。
12月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（5戦2勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。