テイエムアラジン（2019年生、母バイブレイションズ）

テイエムアラジン（2019年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時8歳）と交配したバイブレイションズが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）PRIDE ROCK。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂口智康厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月15日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月16日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3歳（2022年）

1月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国分優作騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で国分優作騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

3月12日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で国分優作騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で国分優作騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のナムラダイゴローを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4月23日、中3週で迎えた9戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で国分優作騎手（8戦1勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

7月30日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で国分優作騎手（9戦1勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

9月19日、中6週で迎えた11戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2022年10月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。