クリノマイスター（2020年生、母レッドオランジュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、城地牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本博晴によって330万円で落札された。

2歳（2022年）

8月13日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は466kg。17頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

3歳（2023年）

3月26日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中京ダート1900m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の3歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

7月2日、中8週で迎えた6戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月5日、連闘で迎えた9戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

10月14日、中9週で迎えた10戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2024年）

2月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2025年）

1月13日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた12戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

2月15日、中4週で馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた13戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2 25（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったテーオールノワールをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

3月1日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた14戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2 24（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボナーテソーロに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月30日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、唯一無二渾身の的場ダンス賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2 19（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマインドマイワーズに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

8月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したパイソンにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月4日、中2週で迎えた18戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、熊沢重文さん来場記念（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、一般C2 12（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月19日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミラルージュを3/4馬身振り切って3勝目をつかんだ。

11月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったニライカナイアローに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。