フォースマジュール（2013年生、母グリッターカーラ）

フォースマジュール（2013年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「圧倒的な力（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時6歳）と交配したグリッターカーラが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2016年のポインセチア特別。

経歴

デビュー前

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月21日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/重）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

6月4日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

8月13日、中9週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた5戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2400m 曇/重）に出走。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

12月2日、中7週で迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のポインセチア特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスカイエモーションに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2017年）

1月23日、中3週で迎えた8戦目は、雪晴特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた10戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1十十一（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月2日、中5週で迎えた12戦目は、ぱかぱか広場賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた13戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のプレシンデレラチャレンジ（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

11月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

12月26日、中5週で迎えた15戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

5歳（2018年）

1月25日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は西啓太騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月9日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3月30日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた19戦目は、北野壱哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野壱哉騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

10月12日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3三四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた27戦目は、サイレントナイト賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（2019年）

1月23日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

6月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた29戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったコウフクノバガクにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（7戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3六七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた33戦目は、大木天翔騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

9月30日、中4週で迎えた34戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木天翔騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7歳（2020年）

2月24日、約5か月の休養明けで迎えた35戦目は、一般C3十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（10戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた36戦目は、一般C3十一十二（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（11戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4月27日、中5週で迎えた37戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（12戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るナンセイエメラルドを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って久方ぶりに美酒を浴びた。

7月29日、約3か月の休養明けで迎えた38戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（13戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた39戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。