イナノソロン（1987年生、母ジエツトセブン）

Inano Tholon

1987.06.14

イナノソロン（1987年6月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンエイソロン（当時9歳）と交配したジエツトセブンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱 忠。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保良雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

4月21日、デビュー戦は佐藤吉勝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月13日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では非凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤吉勝騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のステップルートを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

4歳（1991年）

7月13日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で佐藤吉勝騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

7月28日、中1週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた5戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で佐藤吉勝騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤吉勝騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。