ハルナザン（1986年生、母キリノマーベラス）

Harunazan

1986.05.01

ハルナザン（1986年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクラウンドプリンス（当時17歳）と交配したキリノマーベラスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、中央障害5戦0勝。

経歴

デビュー前

佐藤勇厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

2月26日、デビュー戦は久保田敏彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝1600m 晴/不良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスーパークラウンに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3月18日、連闘で迎えた3戦目は、4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したホームビルダーを差し切れず、5馬身差の2着となった。

4月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡潤一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

9月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から44kg増やして迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は久保田敏彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

10月21日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で久保田敏彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

4歳（1990年）

3月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた11戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は北村卓士騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた14戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。