テンプルオブラブ（2012年生、母エンジェルフェザー）

テンプルオブラブ（2012年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛の神殿。絵画名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時11歳）と交配したエンジェルフェザーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ミルファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方31戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2十六。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

9月20日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた2戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

12月6日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（2015年）

1月18日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺祐太騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた6戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた9戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

4月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったコスモワカツキに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、連闘で迎えた11戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月25日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

6月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月20日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、3歳C1四（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた15戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C1五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月13日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（6戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ミガーナワンに交わされて6馬身差の2着となった。

8月2日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた17戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月16日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた18戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

8月22日、連闘で馬体重を前走から7kg戻して迎えた19戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のジルコンをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月30日、連闘で迎えた20戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた24戦目は、南部杯カウントダウン15（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた25戦目は、南部杯カウントダウン8（盛岡ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原辰徳騎手（12戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原辰徳騎手（13戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原辰徳騎手（14戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着を確保した。

12月28日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で菅原辰徳騎手（15戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

4歳（2016年）

1月2日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原辰徳騎手（16戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は15戦連続で菅原辰徳騎手（17戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。