シルクミーティア（1999年生、母フルブラッド）

シルクミーティア（1999年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時5歳）と交配したフルブラッドが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）クドウファーム。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、中央障害4戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,000万円（2万×500口）で一口馬主が募集された。

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

12月1日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。17頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月22日、連闘で迎えた3戦目は、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

3歳（2002年）

1月20日、中3週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3月24日、中8週で迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

4月20日、中3週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったオレンジパラダイスにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグリーンヒルマックに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の和田岬特別（阪神芝2000m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

8月3日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

10月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた11戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

12月21日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2003年）

2月2日、中5週で迎えた13戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月3日、中9週で迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は今村康成騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。14着に敗れた。

12月13日、約6か月半の休養明けで迎えた17戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。