アトラクティヴアイ（2014年生、母テイクワンズアイ）

アトラクティヴアイ（2014年4月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「魅力的な瞳。母名（人をひきつける）より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時16歳）と交配したテイクワンズアイが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2018年の一般C3一二三。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月25日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は546kg。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

3歳（2017年）

1月29日、中4週で迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

5月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

7月8日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

12月14日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、アレススピアーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2018年）

1月4日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のテレグライドに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月31日、中3週で迎えた9戦目は、白銀の世界・八幡平マッシュルーム（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

9月11日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、鈴虫賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、エフテーサッチ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、アポロンテンリュウにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月17日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケンブリッジナインに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月27日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

5歳（2019年）

1月2日、中1週で迎えた15戦目は、獅子舞賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた16戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた17戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、月桂樹賞（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。