エンジェルローブ（2003年生、母サクラハゴロモ）

エンジェルローブ（2003年2月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「天使の服、羽衣」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時7歳）と交配したサクラハゴロモが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

7歳のとき、ノーザンファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、長谷川牧場によって598.5万円で落札された。

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

2月12日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のパブリッシャーに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月18日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

5月7日、中6週で迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1600m 小雨/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。