ストラボ（2013年生、母ミスキ）

ストラボ（2013年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バラの品種名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時16歳）と交配したミスキが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島智則。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の久慈市まめぶ汁賞(一般C2十)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹島智則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐藤寿男によって1,350万円で落札された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

6月26日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

11月26日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトーコーブリザードに3/4馬身届かず2着となった。

12月10日、中1週で迎えた3戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブロンテを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月24日、中1週で迎えた4戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

4歳（2017年）

4月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンアルファーを異次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月7日、中1週で迎えた6戦目は、久慈市まめぶ汁賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のランデックアロマに9馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったクインズトロブラボに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月18日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

5歳（2018年）

1月7日、中6週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず16着に終わった。

4月21日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。