トップローズ（2000年生、母アズマエデン）

トップローズ（2000年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「最高の薔薇」。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時15歳）と交配したアズマエデンが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

5月17日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

7月8日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（上山ダート1250m 小雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C2（上山ダート1250m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C3（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた7戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のなおと&ともみい結婚おめでとうカップ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のロシアアップスターに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月22日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C1（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイライブに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノアラヴァンナから5馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のAIGエジソン生命保険記念（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2004年）

6月5日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた12戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり18着に終わった。

7月19日、中5週で迎えた13戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、サマーカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に敗れた。

8月21日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の佐渡金銀山特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月3日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラブリーラブに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月31日、中3週で迎えた16戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミッキーシャーマンを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイコサンカンに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

5歳（2005年）

1月16日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るバクシンスピリットを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

2月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

5月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（8戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（9戦3勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

7月3日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

7月24日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（12戦3勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカズノハツラツを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルクエマージュを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（13戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。