キョウエイロリエ（1992年生、母インターワルツ）

キョウエイロリエ（1992年5月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフェアジャッジメント（当時8歳）と交配したインターワルツが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

1月29日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったアグネスヒロインにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

3月4日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、伸びてきたカノヤロマン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月18日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、勝ったミスズオーヒメにねじ伏せられてアタマ差の2着に甘んじた。

3月26日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセンバヅルを上がり3位の末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

4月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

7月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた8戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。