チュロ（2011年生、母オールマイティ）

チュロ（2011年2月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「かっこいい、いけてる（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時16歳）と交配したオールマイティが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、天羽牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、エデンアソシエーションによって199.5万円で落札された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

6月16日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ウインフェニックスにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

8月10日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したニシノアカツキにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月1日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、伸びてきたマジックタイム決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルグリプスをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

3歳（2014年）

3月2日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

3月8日、連闘で迎えた9戦目は、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

8月17日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。17頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた13戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

12月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/重）に出走。17頭立ての17番人気で大外17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

4歳（2015年）

1月5日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。