コスモルベウス（2009年生、母コスモルビー）

コスモルベウス（2009年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋赤（ラテン語）。ルビーの語源」。毛色は鹿毛。種牡馬のイーグルカフェ（当時12歳）と交配したコスモルビーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の3歳(牝)。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

11月13日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた2戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

3歳（2012年）

1月19日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

1月26日、連闘で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスイープローマンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月3日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テイエムベリーニにクビ差交わされて2着となった。

2月28日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったアイヴィトウショウに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のパローレパローレに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイヴィトウショウをクビ差だけ差し切って雨下の戦いを制した。

4月18日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のミモザに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月9日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で横井将人騎手（9戦3勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

5月16日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップパパイヤ賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で横井将人騎手（10戦3勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のかるがも特別（名古屋ダート800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は横井将人騎手（11戦3勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップドリアン賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（12戦3勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月18日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（13戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦の健一&加奈結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（14戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（15戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

9月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（16戦3勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（17戦3勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた23戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（18戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた24戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（19戦3勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で横井将人騎手（20戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマサゴットに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月3日、中2週で迎えた26戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた27戦目は、花と泉の公園ベゴニア館レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4歳（2013年）

3月25日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3月31日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 小雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンバルーシュを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

5月19日、連闘で迎えた35戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

5月26日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったリーガルファルコンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月3日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた38戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。