ドラムタップス（1986年生、母Lavendula Rose）

ドラムタップス（1986年3月24日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、種牡馬。1992年にカルティエ賞最優秀ステイヤーを受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のDixieland Band（当時6歳）と交配したLavendula Roseが19歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外30戦15勝。1992年、1993年とゴールドカップ(英・G1)を連覇した他、1992年のカドラン賞(仏・G1)で2着に入るなど、G1級競走2勝を含む重賞9勝を挙げた。

経歴

3歳（1989年）

8月7日、6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったQuiet Awakeningから3馬身差の2着となった。

8月19日、7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のRoyalistに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月29日、8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のLimeburnに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月28日、7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のFirelight Fiestaに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

4歳（1990年）

1月13日、J.サントス騎手を鞍上に迎えて、重賞競走への出走は初となった。4頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のBlack Tulipに半馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

5歳（1991年）

8月17日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のSpinning Iに2馬身半の差をつけて同レース5勝目を挙げた。

9月26日、鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（1戦1勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のロックホッパーをアタマ差制して同レース6勝目を挙げた。

10月20日、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、G1のジョッキークラブ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。10頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったPassing Saleからクビ差の2着に惜敗した。

11月24日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（2戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

6歳（1992年）

4月26日、G3のコパドーロディミラノ（イタリア・サンシーロ芝3000m）に出走。鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（3戦2勝）。11頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のProud Pantherに3馬身半の差をつけて4つ目の重賞タイトルを奪取した。

5月25日、鞍上は3戦連続でL.デットーリ騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のArcadian Heightsに1馬身半の差をつけて同レース7勝目を挙げた。

6月18日、G1のゴールドカップ（イギリス・アスコット芝4014m）に出走。鞍上は4戦連続でL.デットーリ騎手（5戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のArcadian Heightsに2馬身の差をつけて3連勝で初のG1タイトルを獲得した。

8月23日、G2のケルゴルレイ賞（フランス・ドーヴィル芝3000m）に出走。鞍上は5戦連続でL.デットーリ騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったSought Outから5馬身差の2着に敗北した。

9月19日、G1のアイリッシュセントレジャー（アイルランド・カラ芝2816m）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月3日、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、G1のカドラン賞（フランス・ロンシャン芝4000m）に出走。7頭立ての6番ゲートからスタート。最後は、勝ったSought Outから4馬身差の2着に敗北した。

7歳（1993年）

5月9日、G3のコパドーロディミラノ（イタリア・サンシーロ芝3000m）に出走。4頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のOnesixnineに7馬身の差をつけて連覇達成

6月17日、G1のゴールドカップ（イギリス・アスコット芝4014m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（7戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のAssessorに3馬身の差をつけて連覇を達成した。

7月24日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（8戦6勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月18日、G1のアイリッシュセントレジャー（アイルランド・カラ芝2816m）に出走。鞍上は3戦連続でL.デットーリ騎手（9戦6勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9着に敗れた。