クリノサガルマータ（2010年生、母ドリームストーリー）

クリノサガルマータ（2010年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋エベレスト（ネパール語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時10歳）と交配したドリームストーリーが20歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）長浜牧場。戦績は、中央平地7戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

9月17日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3歳（2013年）

4月20日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた7戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。