フクノルピナス（2015年生、母シルクストレイン）

フクノルピナス（2015年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時9歳）と交配したシルクストレインが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は佐久間孝司。主な勝ち鞍は2018年のドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐久間孝司から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤ステーブルによって108万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

3月18日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

5月20日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に終わった。

6月24日、中4週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた3戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月7日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた4戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月14日、中0週で迎えた7戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレガーメに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。