カネトシイマージュ（1998年生、母ハーベストタイム）

カネトシイマージュ（1998年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時10歳）と交配したハーベストタイムが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、地方24戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月3日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は410kg。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた3戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5月20日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

6月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスターオブビジョンに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月23日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

7月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（2002年）

3月23日、約8か月半の休養明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の御在所特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑端省吾騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

7月5日、中4週で迎えた15戦目は、満田英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクオリオンに1馬身半の差をつけて優勝

7月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で満田英樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルモントライブからクビ差の2着に甘んじた。

8月22日、中4週で迎えた17戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた18戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったパティナージュから半馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた19戦目は、りんどう特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は満田英樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョンザハンサムから2馬身半差の2着となった。

10月24日、中2週で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーエブロスからクビ差の2着に甘んじた。

10月29日、連闘で迎えた21戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノスポットに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミレニアムマーチから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、エリカ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた24戦目は、キンカン特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（2003年）

1月3日、中3週で迎えた25戦目は、お年玉特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は満田英樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた26戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノショーリに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

1月28日、中1週で迎えた27戦目は、三重県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた28戦目は、白梅特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月28日、中2週で迎えた29戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウライランマンから3馬身差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた31戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般A6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた32戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた33戦目は、伊勢路特別（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた34戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、中5週で迎えた35戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた36戦目は、ハイビスカス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた37戦目は、シオン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（12戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた38戦目は、ダリア特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（13戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。