アイエスオーシャン（1989年生、母ケセラセラ）

アイエスオーシャン（1989年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミルコウジ（当時7歳）と交配したケセラセラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）小田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年のレミニス賞(B3二)。

経歴

デビュー前

永井繁厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1992年）

7月17日、デビュー戦は佐々木洋一騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホージドバレルをアタマ差制して初勝利を挙げた。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラアイボリーから2馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンドムクターから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1993年）

6月4日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラピッダーに2馬身半の差をつけて休養明けの一戦を制した。

6月29日、中3週で迎えた6戦目は、台東区特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノモムラオーをクビ差制して3勝目を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で朝倉実騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガジヨーゲイルから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた8戦目は、アルテミス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で朝倉実騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた9戦目は、カシオペア座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で朝倉実騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた10戦目は、わし座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で朝倉実騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1994年）

6月8日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた11戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で朝倉実騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で朝倉実騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で朝倉実騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で朝倉実騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で朝倉実騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた16戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったベニノフラワーからクビ差の2着に惜敗した。

9月10日、中1週で迎えた17戦目は、わし座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトリッキインデアンに半馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

9月25日、中1週で迎えた18戦目は、ブルーライト賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた19戦目は、レミニス賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライトコスモに7馬身の差をつけて優勝

6歳（1995年）

2月26日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた22戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の隅田川特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。