キリノトップラン（2010年生、母シンシアナガール）

キリノトップラン（2010年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地名より＋一番速い」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時7歳）と交配したシンシアナガールが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣敦。戦績は、中央平地11戦0勝、地方22戦2勝。2013年のロータスクラウン賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

9月22日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた3戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2013年）

1月12日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月11日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた8戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

6月22日、中4週で迎えた9戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

7月27日、中4週で迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

8月17日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた12戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の佐賀城特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアラマサアルデを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた13戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のムラサキコマチをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

10月27日、中4週で迎えた14戦目は、紅葉特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた15戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、葉牡丹賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

12月31日、中4週で迎えた16戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4歳（2014年）

1月25日、中3週で迎えた17戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた18戦目は、春寒賞（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた19戦目は、陽春賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた20戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、グレイトフルカップ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた21戦目は、嬉野賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた24戦目は、ハーベストカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた25戦目は、マーヴェラスカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

7月5日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた27戦目は、矢車草賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた28戦目は、秋風月賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた29戦目は、あさがお特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた30戦目は、地方重賞の御船山賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた31戦目は、りんどう特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩永千明騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた32戦目は、菊月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩永千明騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた33戦目は、秋涼賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩永千明騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。