トーセンカムイ（2007年生、母トーセンシンガー）

トーセンカムイ（2007年5月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋神（アイヌ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンダンス（当時5歳）と交配したトーセンシンガーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

8月9日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい18着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた3戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

3歳（2010年）

1月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた6戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 小雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた8戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月28日、中6週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったリュウノカフウに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた10戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったバードチェリーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の浅野初司誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったエプソムカーニバルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた13戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。