ハイパーレスキュー（2004年生、母マックスタムタム）
Hyper Rescue
2004.03.06
ハイパーレスキュー（2004年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時12歳）と交配したマックスタムタムが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は里深牧場。戦績は、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。
経歴
デビュー前
藤村和生厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2006年）
10月1日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は464kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。
3歳（2007年）
3月16日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。
10月4日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。
11月1日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
11月29日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたメビウスバンド決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
12月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のセユウライアンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。
4歳（2008年）
1月18日、中2週で迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2-14 15 16（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に終わった。
2月29日、中5週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2-12 13（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。
3月21日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2-13 14（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。
4月18日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2-11 12（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のスタークルーズに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月21日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に終わった。
6月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。