テンペスタローザ（2006年生、母ロゼカラー）

テンペスタローザ（2006年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バラの嵐（伊）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時5歳）と交配したロゼカラーが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1億2,000万円（300万×40口）で一口馬主が募集された。

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

3月1日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったアドマイヤショットにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

5月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサクラキングオーを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月14日、中3週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。