タハラウルフ（1988年生、母タハライチ）

Tahara Wolf

1988.03.07

タハラウルフ（1988年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のシンウルフ（当時9歳）と交配したタハライチが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は田原牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。1990年のひまわり賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

7月14日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハヤトワカバをクビ差振り切って初白星を挙げた。

8月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3歳（1991年）

2月9日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳500万下のたんぽぽ賞（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島裕和騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。