ベストツッキー（2021年生、母カンタベリーセーラ）

Best Tsukki

2021.02.20

ベストツッキー（2021年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のベストウォーリア（当時11歳）と交配したカンタベリーセーラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒谷 輝和。主な勝ち鞍は2024年のおみくじ賞。

経歴

デビュー前

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2023年）

12月15日、デビュー戦は古岡勇樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3歳（2024年）

1月3日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦のおみくじ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のトゥーウィンをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

1月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦のシュトゥルム賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古岡勇樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

6月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で古岡勇樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のサンダーボルト賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で古岡勇樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

7月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のアーベントロート賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古岡勇樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のハナチャンに6馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

8月5日、中0週で迎えた7戦目は、3歳戦のヴェルトラオム賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で古岡勇樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のシントーユタカに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。