ナイキグローリー（2007年生、母ナイキショウリ）

Nike Glory

2007.03.24

ナイキグローリー（2007年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時13歳）と交配したナイキショウリが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方12戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2010年）

6月10日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月22日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、レオエンブレムに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のタケデンマレンゴに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月21日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のコスモス賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたギンマク決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川島正太郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトメサンに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月1日、中2週で迎えた7戦目は、長狭特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川島正太郎騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ロッタラックに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定戦の胡桃特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島正太郎騎手（7戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、月魚特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

4歳（2011年）

1月18日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。