モガミレース（1983年生、母フジノグレース）

モガミレース（1983年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンネイテイヴ（当時17歳）と交配したフジノグレースが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）北島牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の一般D。

経歴

デビュー前

佐藤林次郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月26日、デビュー戦は4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。鞍上は赤羽秀男騎手。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、スズレーザーに半馬身交わされて2着となった。

2月16日、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤羽秀男騎手。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

3月1日、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤羽秀男騎手。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

4歳（1987年）

5月4日、一般D（函館(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は米川昇騎手。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月12日、一般D（函館(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月25日、一般D（帯広ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったファニーコンコルドから4馬身差の2着に敗北した。

6月3日、一般D（帯広ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米川昇騎手。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフイールドセイハに5馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

6月17日、一般D（帯広ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で米川昇騎手。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノフリートに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月21日、恵野特別（札幌(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月5日、一般D（札幌(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月19日、一般D（札幌(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は米川昇騎手。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。