ドクタールキア（2010年生、母ドクターベローナ）
Doctor Lucia
2010.03.22
ドクタールキア（2010年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋光（ｌｕｘ、ラテン語）に由来する女性名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時15歳）と交配したドクターベローナが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害23戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年の障害4歳以上未勝利。
経歴
デビュー前
根本康広厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2012年）
11月4日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。
11月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。
12月24日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。
3歳（2013年）
2月10日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。
3月23日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。
5月19日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。
7月14日、中7週で迎えた7戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。
8月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。
8月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原田和真騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。
4歳（2014年）
2月2日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月21日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。
5月18日、中7週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月20日、中8週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアリーサムシングから1馬身半差の2着となった。
8月9日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大江原圭騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月7日、中3週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大江原圭騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエリタージュからクビ差の2着となった。
10月4日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大江原圭騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に終わった。
5歳（2015年）
2月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた17戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月22日、中5週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイフウドウドウから3馬身差の2着に敗北した。
4月19日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のピタゴラスコンマに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。
5月9日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月8日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月29日、中2週で迎えた22戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で浜野谷憲尚騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。14着に終わった。
10月11日、中5週で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で浜野谷憲尚騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は大江原圭騎手（7戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。
6歳（2016年）
4月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（8戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。
6月4日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた26戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
8月6日、中8週で迎えた27戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。
10月9日、中8週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月27日、中6週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7歳（2017年）
4月22日、約5か月の休み明けで迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（9戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。
6月3日、中5週で迎えた31戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月22日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた32戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は大江原圭騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。