アグネスホンジン（2003年生、母Regal Chamber）

アグネスホンジン（2003年8月25日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋本陣」。毛色は栗毛。種牡馬のGiant's Causeway（当時6歳）と交配したRegal Chamberが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦0勝2着3回、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の神鍋山特別。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月28日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで踏ん張ったが、勝ったアンクルストロングにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月16日、中3週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレッドスポーツカーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、G.ボス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったビートザディーラーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中2週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアイノグレゴリーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

10月17日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、アーバンステージ神無月賞（大井ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。