ワンダードレッシー（2008年生、母ワンダーアロマ）

ワンダードレッシー（2008年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋上品で優雅な」。毛色は鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時12歳）と交配したワンダーアロマが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は城地牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

5月1日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月7日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

9月11日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウォーターメジャーを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

12月25日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい最後はヤマノグラスと並んで10着同着となった。

4歳（2012年）

1月15日、中2週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月6日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、レトに交わされて1馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったテイエムカルメンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月16日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の桑名特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。