モガミブロズ（1986年生、母グランマルシェ）

モガミブロズ（1986年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリードワンダー（当時8歳）と交配したグランマルシェが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）鎌田牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害3戦0勝、地方8戦0勝。主な勝ち鞍は1988年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

8月21日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

9月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマロンフィールドに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月1日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳オープンの芙蓉特別（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳400万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた5戦目は、3歳400万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳400万下の寒菊賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（1989年）

4月9日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、4歳400万下（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡初広騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳400万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡初広騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳400万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で木幡初広騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた11戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

4歳（1990年）

1月6日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月17日、中8週で迎えた15戦目は、三坂博文騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月2日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三坂博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三坂博文騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三坂博文騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた19戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月23日、中1週で迎えた21戦目は、文月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、中4週で迎えた22戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は三坂博文騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。