ザカート（2022年生、母チャリティークエスト）

ザカート（2022年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「困窮者を助けるための義務的な喜捨(イスラム教)」。毛色は栗毛。種牡馬のNew Year's Day（当時11歳）と交配したチャリティークエストが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

2月22日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

3月23日、中3週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

6月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のアンダーザライトをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

6月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

9月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

11月16日、中8週で迎えた6戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。