ヨウソロ（2004年生、母Above Perfection）

ヨウソロ（2004年2月22日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「船長、船頭の掛け声。針路（進路）に向かい邁進するように」。毛色は栗毛。種牡馬のGiant's Causeway（当時7歳）と交配したAbove Perfectionが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

3月24日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったナムラジョンブルに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヘルバーストに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2008年）

7月26日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。