ロンプバイオ（2002年生、母プロスパーバイオ）

ロンプバイオ（2002年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「快走する＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時18歳）と交配したプロスパーバイオが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上D5三。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

8月27日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月29日、中8週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月31日、中8週で迎えた3戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタイハートを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2006年）

1月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

2月1日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月11日、中7週で迎えた7戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2一（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた10戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた11戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアサクサキンメダルをクビ差振り切って優勝

7月15日、中4週で迎えた12戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

11月5日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。