チャーミースポット（2002年生、母ショウシンキ）

チャーミースポット（2002年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ｃｈａｒｍｉｎｇ（愛嬌のある）からの造語＋斑点」。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時16歳）と交配したショウシンキが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高野牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、高野牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、広松茂年によって262.5万円で落札された。

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2004年）

10月27日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は489kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエスエンジェルに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月16日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

3歳（2005年）

8月23日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

9月20日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

4歳（2006年）

1月28日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

7月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。