キョウエイヘンケル（2010年生、母マルタカウィーラ）

キョウエイヘンケル（2010年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時13歳）と交配したマルタカウィーラが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、地方34戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般C3七八九。

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中晴夫によって315万円で落札された。

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

7月30日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は495kg。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで踏ん張ったが、伸びてきたフォージドリシャル決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた8戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3歳（2013年）

1月25日、中3週で迎えた9戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

9月19日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月26日、中5週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の3歳C3（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月31日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、ハンデ戦の3歳C3（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

4歳（2014年）

1月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月14日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4月4日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた18戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた22戦目は、一般C3七八九（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のフォレストランを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

8月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、オルトティーガーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月19日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で増田充宏騎手（8戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

10月24日、中4週で迎えた27戦目は、一般C2十五 C3二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で増田充宏騎手（9戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

11月27日、中4週で迎えた28戦目は、一般C2 C3（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で増田充宏騎手（10戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

12月31日、中4週で迎えた29戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六十七（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

5歳（2015年）

2月3日、中4週で迎えた30戦目は、一般C3十十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（11戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

3月17日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3九十十一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた33戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は早田功駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。