キョウエイファイン（2007年生、母レガシーパーパス）

キョウエイファイン（2007年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋素晴らしい」。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時22歳）と交配したレガシーパーパスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦0勝。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

4月18日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は402kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた2戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

7月4日、中9週で迎えた3戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

10月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた5戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた8戦目は、JA岩手ふるさとカレー杯（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月5日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月2日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原辰徳騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。