モエレビッグバン（2003年生、母ショーアップ）

モエレビッグバン（2003年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時7歳）と交配したショーアップが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方23戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白老ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、中村和夫によって1,575万円で落札された。

田辺陽一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2006年）

3月31日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したラステラポラーレを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

4月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったスマイルザマターを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月13日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスパイダーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月8日、中4週で迎えた5戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたミシックターフ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のバトルレディに2馬身の差をつけて制した。

10月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた10戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の日本農産工業パワーマックス賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月15日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

4月11日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（10戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2三（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（11戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2八九（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（13戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月17日、中9週で迎えた23戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（14戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。