セトコマンチラン（1997年生、母シンコマンチラン）

セトコマンチラン（1997年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティッカネン（当時6歳）と交配したシンコマンチランが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）三輪牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月6日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は540kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた5戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったテイエムライコウにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた8戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は高橋亮騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

10月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

11月19日、中6週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた12戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた13戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンリーパースンから1馬身3/4差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は出津孝一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシマノショウグンに約17馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2001年）

1月14日、中3週で迎えた15戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた16戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で出津孝一騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月17日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で出津孝一騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。