クレフドール（1993年生、母ベルソニア）

Clef d'Or

1993.06.08

クレフドール（1993年6月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシルヴアーヴオイス（当時10歳）と交配したベルソニアが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方10戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年の一般C3。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

3月31日、デビュー戦は本間忍騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた3戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は原昌久騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

11月25日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、越後特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1997年）

4月6日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、井上尊紀騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキノキャプテンから1馬身半差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上尊紀騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキノキャプテンから5馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上尊紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったロバリーハートから1馬身差の2着となった。

5月31日、中3週で迎えた10戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上尊紀騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月9日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上尊紀騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゴウレッドに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月28日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のディスタントスカイに半馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

7月23日、中3週で迎えた13戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2（三条ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月15日、中7週で迎えた14戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は井上尊紀騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上尊紀騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。